法律事務所と弁護士法人の違いって?

最近はネットやテレビ等でも弁護士に関する広告などを結構見かけますよね。そうしたメディアで「法律事務所」や「弁護士法人」という表記を目にすることはないでしょうか?なんかどっちも弁護士の会社っぽいイメージがあって、違いがあるのだろうかと疑問に思うこともあるかもしれません。

法律事務所と弁護士法人の違いというのは、依頼者つまりお客さんから見るとほぼ同じです特にサービスが異なるとか、対応できる分野が違ってくるというようなことはありません。法律上では両者に違いがあるのですが、「法人格があるかどうか」についてと、「支店や支所など、複数の場所に事業所があるか」という点の違いがあります。

例えば法律事務所で弁護士に仕事を依頼した場合、その報酬はその弁護士個人に対して支払うような形になりますが、弁護士法人に仕事を依頼した場合には、弁護士本人ではなく、弁護士法人に対して報酬を支払うような形になります。

共通するポイントとしては、どちらも弁護士以外は名乗ってはいけないと、弁護士法によって決められています。もちろん、弁護士ではない人間が、自分は弁護士であると名乗ることも法律違反にあたります。これらに違反すると百万円以下の罰金に課せられます。逆に弁護士が所属して、法律の事務を行う事務所については、「法律事務所」もしくは、「弁護士法人」と名乗らなくてはいけません。

ちなみに似たようなもので「法務事務所」というのがあります。これは行政書士や司法書士といった、弁護士以外の法律系の資格を持っている人が事務所の名前につけたりすることが多くあります。